構築経緯
眼鏡レヒレ+HB日ネク+襷悪ラオスの選出が強いと感じたところから構築を組み始めた。この3体ではネクロに対して合わせられたガモスやドラン等の炎タイプがきつく感じたので、スイーパーとしても活躍できそうなスカーフガブリアスを採用。日ネクやレヒレでは崩しきれないサイクル構築が環境に多く存在していたのでそれを崩すための鉢巻ヒヒダルマを採用。最後にヒヒダルマだけでは相手のサイクルを崩すのは厳しいと感じたのと、カイオーガ、黒バド、ナットレイ、テッカグヤ等がきつかったのでそこら辺にごまかしができそうなHD電磁波身代わりバトンサンダーを採用して構築が完成した。
https://guyapoke-9.hatenablog.com/entry/2021/10/01/205145
↑参考にした記事
コンセプト
対面的に殴って勝つ
今回の構築は対面性能の高いポケモンが非常に多く、襷ラオスやスカーフガブリアスなどラス一性能が高いポケモンも多く採用しており、例えば裏にザシアンが見えていても適当に殴って日ネクを捨てるような動きをすることもあった。毛嫌いしてあまり使わない対面的な構築だったが、なかなか使用感は良かったと思う。
身代わりバトン+鉢巻ダルマの崩し
対面的に殴る構築なので高耐久サイクルの崩し方を用意する必要があったが、その回答として読まれづらく決まったら一瞬で崩せるこの動きは強かった。受け構築以外にも選出画面で圧力のある2体だったと思うので、変わったポケモンで崩すよりかは汎用性もあって良かったと思う。
個体紹介
ネクロズマ@ゴツメ
204-177-193-119-129-101(特殊フォトンのためにc31推奨)
メテドラ/フォトン/月光/竜舞
調整意図
S:+1で最速レヒレ抜き、+2で最速ダイナ抜き抜き
余りHB
今回の伝説枠。ザシアンに強そうな顔をしているため使ってみた。実際のところは剣舞されまくって+5インファイトで吹き飛ぶ悲しきモンスターだったのでそこまで強いとは思わなかったけど、それよりHBランドとかスカーフダルマとかを平気で起点にし始める時の方が強さを感じた。通っている構築には2、3回ぐらい舞えばボコボコにできることも多く、とても気持ちよかった。ただ何故か環境に増えていてメタの対象になっていたので使いづらさを感じる場面の方が多かった。色々と型が開拓されているポケモンだったが僕はこれが一番使いやすかった。
カプ・レヒレ@拘り眼鏡
145-×-136-147-150-150
なみのり/ムンフォ/冷B/トリック
調整意図
CSぶっぱ
最速眼鏡レヒレ。体感6割ぐらい初手に投げていた。ザシアンには交代際の眼鏡波乗りが半分ぐらい入って、そこまで削れるとネクロでの処理が安定するのでザシアン軸に対してはよく活躍してくれた。また、ミストフィールドやトリックでネクロの起点を作る役割も持っていて、この2体は非常に相性の良い2体だなと感じた。鉢巻ラオスのインファ×2で余裕で吹き飛ぶのでウーラオスの処理には常に気を使っていた。
ウーラオス悪@気合の襷
175-200-121-×-80-149
暗黒強打/インファ/不意打ち/カウンター
調整意図
ASぶっぱ
襷悪ラオス。サンダーを強打×2で飛ばしたかったので意地での採用。カウンターが本当に強くてストッパーとしての役割をよく果たしてくれたと思う。ザシアン軸に初手に投げることがたまにあって、初手ザシアンと対面した時はネクロに引くのではなくカウンターを押さないとカウンターとネクロ交代の両ケアの剣舞でボコボコにされるのでカウンターを押すようにした方がいいと思う(2回ぐらい交代してボコボコにされた)。過去1上手に襷ラオスを使えたと思う。
ガブリアス@スカーフ
183-182-116-×105-169
逆鱗/地震/雪崩/噛み砕く
調整意図
ASぶっぱ
スカーフ枠。元々スカーフランドを使っていたが最速+1ガモス抜けないのが流石に弱すぎて悲しくなったので、炎タイプへの後出しがちゃんとできて高い素早さから削り残しを刈り取れるスカーフガブリアスに変更した。技構成はバドがあまりに重すぎるため噛み砕くを採用してみた。ちょっと削ればザシアンが地震圏内に入るのでザシアン軸に対しても強く出ることができたり、ミストフィールドと合わせてムゲンダイナにも強気に立ち回れて増えるのも納得なポケモンだと思った。
ヒヒダルマ氷@拘り鉢巻
181-192-75-×-75-161
氷柱落とし/フレドラ/地震/蜻蛉
調整意図
ASぶっぱ
崩し枠。持ち前の高火力で適当にAボタン連打してるだけで相手の構築が半壊してることも珍しくなかった。選出する時は後述のサンダーと同時に選出することが多く、そうすることでダイナ軸を簡単に崩壊させたりすることもできてとても強かった。ただ交代読みをしなければならない場面も多く、特にドヒドイデへの交換読みの地震は何回も打った。ただA特化していないので地震を耐えられてしまうケースもたまにあり、A特化するかどうかは最後まで悩んで結局しなかった。理由としては最速レヒレの存在が大きかったが、冷静に考えてみると意地でも良かったような気がする。運の上振れと下振れの差が激しいポケモンだった。
サンダー@ばんのうがさ
特性:プレッシャー
197-×-105-145-156-121
身代わり/バトンタッチ/電磁波/羽休め
調整意図
HDぶっぱ
今期の謎枠。オーガバドがどうしようもないので眼鏡潮吹きまで乱数で耐える万能傘で電磁波を撒いてなんとかしようと思ったが、電磁波撒いた後にすることが何もなくて困っていた。ボルチェンしようにも交代先がいないので何とか強い役割を持たせられないかと模索していたところ、この型が思いついて使ってみるとまあまあ使用感が良かったので、最後まで使うことにした。特性は身代わり羽でPPを枯らせるほか、なんかプレッシャーだとアタッカーぽく見えるのでプレッシャーにした。これは正直どっちも強いので静電気でも全然アリだと思う。また、これは余談だが、ダイナ対面電磁波撒いて身代わり羽で身代わりが残るのを待っていた時に、当たり前だが羽のPPが1ずつしか減らないことに気づいた。これをみた僕は「もしかしてお互いにプレッシャーだとプレッシャーって相殺されて効果なくなるのか?!?!」とか思って最終日通話中にその話をしたところ「相手に効果ある技しかプレッシャーの効果受けないよ」と真実を伝えられ、s14にプレッシャーサンダーでポリ2の自己再生枯らそうとしてたけど「なんか相手の再生のPP多くね…?」とか思ってた自分をボコボコに殴りたくなった。基本的に電磁波+身代わり羽で身代わりが残るのを待ち、残ったらバトンで安全にダルマ等を繰り出すのが役割。この動きは読まれづらくなかなかに強かったし面白かった。
special thanks
- 色違いガブリアス・プレッシャーサンダーをくれたたけのこ
- 最終日通話に付き合ってくださった方
結果
TN 海想列車 最終47位/2050
TN アーデル 宇宙
片ロムが2000から宇宙の彼方まで一瞬で吹き飛んだので構築に過信はせずある程度のところでやめた。最上位争いに最近参加できてないのでそろそろそんなシーズンもやってみたいけど恐らくリアルの関係で時間ないので出来ないかと思います。また時間ができたら最上位争い参加したいと思うのでよろしくお願いします👍
あとがき
今パソコンが壊れていてスマホで記事を書いているので見にくかったら申し訳ないです。今期は「やらない」と序盤中盤あたり言っていた言ってしまえばいつも通りのシーズンだったけど、そこそこ戦える構築を組めて良かったと思います。このルールは結構好きなルールなのですが、来期からの竜王戦ルールはやるかはかなり怪しめです。新作は普通にやるので遊びましょう👍
あと今回のTNについてです。今回のTNは、僕の好きなVtuberの湊あくあさんの3つ目のオリジナル曲である、「海想列車」から取らせていただきました。↓この曲
【original】海想列車/湊あくあ【アニメーションMV】 - YouTube
マジでいい曲なんで聴いてみてもらえると幸いです。
Twitter→@adelpoke_snow
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