【構築経緯】
シーズン中盤に+を使ってそこそこ勝てていたので、この軸を煮詰めていった。
まず、のクイックターンから繰り出すエースとして
①剣舞パオ
に対して上から縛られず、逆にクイタン+特殊技で縛りに行ける存在としてスカーフを持たせたを採用した。
ここまでできつい要素として、水ポンや受けサイクルが挙げられたので、+を採用した。
最後にママングライの並びを形成しつつ、実際にママンボウと相性がよく様々な構築に出せる可能性があるを採用して、構築が完成した。
↓
これで回していたところ、ママン@1でサイクルして相手を疲弊させ、崩し枠で崩しの機会を伺うという選出が相手に崩しのチャンスを多く与えてしまいあまり強くないと感じた。これを踏まえ、ママン+アタッカー2体という選出の方が広い範囲を見ることができて強いと考えた。
ここでは、すでに並びとしても存在しており、ママンボウに対してよく投げられる炎ポンやノーマルガチグマに対面強いを採用。
を選出するパターンがなくなったので構築からいなくなってもらい、構築が完成。
【コンセプト】
・アタッカー2体+ママンボウ+
オオニューラを初手置きしてある程度暴れて、ブリジュラスを出したいときはママンボウを使ってブリジュラスを投げる、というように2体のアタッカーを上手に使っていく
・イーユイの崩し性能
ママンボウを見て出てきたステロ撒き(、)に対してイーユイで数的有利を取り展開有利で試合をスタートする。
【個体紹介】
ママンボウ@チョッキ
テラスタイプ:毒
241(4)-95-132(252)-60-106(252+)-63(-) ※最遅
構築の軸として採用。ママンロンゲやママンタギングルといったように再生力を使ってくるくるしまくるのではなく2体のアタッカーをつなぐ架け橋のような使い方をすることを心がけた。
技構成はクイタンアクジェミラコまでは確定で、@1は熱湯を全く打たなかったので凍える風にした。そこそこ打ったので熱湯よりかはよかったと思う。
オオニューラ@きあいのタスキ
特性:毒手
テラスタイプ:毒
155-182(252)-81(4)-×-100-189(252+)
初手置きするアタッカーとして採用。
スタンに初手置きされがちなポケモンに対してある程度の性能を持つことができる。ねこだましが強力で、相手のテラスを確認してから行動できる可能性もあるのが強かった。その反面、ねこだましがある程度認知されてきていたので猫一点読みの行動をされるケースがそこそこあったため、技選択には慎重になる必要があった。
技構成は、フェイタルインファ猫までは確定で、@1は毒手を稼ぎまくれるとんぼ返りにした。また、副産物として身代わりラティオスに対してママンボウとオオニューラで一生クイックターンととんぼ返りを繰り返していれば負けないというものがあり、これによりイージーを取ることができた試合も何試合かあった。
ブリジュラス@こだわりスカーフ
特性:頑丈
テラスタイプ:ステラ
166(4)-×-150-177(252)-85-150(252+)
裏から投げるアタッカーとして採用。
ママンボウのクイックターン+流星群でウーラオスとパオジアンを飛ばすことができるところが非常に強力だった。火力がかなりギリギリなので控えめにして採用したかったのだが準速スカーフブリジュラスでは最速のと同速になってしまうので、仕方がなく臆病で採用した。
技構成は流星群とラスターカノンは確定で、テラス切った相手への安定打点となるテラバーストとAの上がったもしくはBの下がったカイリューに打てたりして強そうなイカサマを採用した。
また、スカーフで採用した副産物としてグライオンを上から攻撃できるということが挙げられる。受けループはイーユイとブリジュラスを見て初手グライオンから来るのがほとんどで、某受ルーパーさんの最終日動画を見たところ初手ブリグライ対面全部身代わりから入っていたので初手にブリジュラスを置いてグライオンにステラ流星を押すと、グライオンが死亡してあとはこっちのグライオンでTODできると考えた。実際に終盤に当たったグライオン受けループにこの選出をした試合はすべて通って即降参をもらうことができた。
サーフゴーへの打点がないのでサーフゴー入りのスタンに対してはママンイーユイとセットで投げるか、こいつを投げないかのどちらかにする必要がある。
モロバレル@脱出パック
テラスタイプ:水
221(252)-×-121(156+)-105-113(100)-31(-) ※最遅
水ポンに投げる枠として採用。
水ポンに投げる予定で採用したが、シンプルにバレルイーユイの選出がめちゃくちゃ強く、終盤はこの選出を多めにしていた。逆に、水ポンは剣舞を持っていると普通に押し切られて負けることがあるのでオオニューラやブリジュラスをセットで投げることもあった。
光合成がめちゃくちゃ強く、最終日にもラス一対面で光合成があったおかげで勝てた試合が何試合かあった。ほかの技に関してもリフストとキノコの胞子は言うまでもなく、イカサマは龍舞カイリューへの安定打点として非常に重宝したため技構成はこれで完結しているように思える。
イーユイ@こだわり眼鏡
テラスタイプ:炎
131(4)-×-100-205(252+)-140-152(252)
オーバーヒート/火炎放射/悪の波動/サイコキネシス
最強。すべてを薙ぎ払うパワーを持っている。
臆病悪テラで採用していた時期もあったのだが、ディンルーに負けすぎて萎えたのとこいつで受けを崩す必要はないので控えめ炎テラスに変更した。
その結果、サイクルしてきそうな構築に対しては適当に投げてこいつより遅いポケモンの前で炎テラオバヒすればすべてを薙ぎ払えたので本当に最強だった。特に初手のランドロスとブリジュラスは数えきれないほど殺してイージーウィンを量産してくれた。炎半減テラスのランドロスも一定数いたが、構築的に裏に引かれる可能性、悪テラである可能性などを考慮するとテラスされることは少ないだろうと思って割り切ってすべて炎テラスしていた(何なら一回水テラ切られたけど半減で吹き飛ばして爆笑してた)。
また、グライオンのいない受け系統や初手ディンルー構築に対してもめちゃめちゃ活躍してくれた。本当に最高のポケモン。
グライオン@毒毒玉
テラスタイプ:水
179(228)-115-152(52)-×-95-158(228+)
じしん/毒毒/身代わり/守る
普通のグライオン。現環境ではグライオンに対抗手段を持っていない構築の方が珍しいのであまり投げる機会はなかった。
テラスタイプはウーラオスの水流を絶対半減にしたかったので、今回は水にした。変えるとしたらこの枠かもしれないが、選出画面で絶大な圧力を誇ることと一部の構築に対して普通に刺さりがよく、活躍するときは異次元の活躍をするので変えなくて正解だったと思う。調整は有名なやつをお借りした。
【選出パターン】
・対スタン(ディンルーorサーフゴーなし)
・ディンルーorサーフゴーあり
+(oror)
ママンボウは投げないこともあるかもしれないけど投げてた率高め
・ランドブリ
・水ポン入り
@2
・グライオン受けループ
+(oror)
・イエカシラ
初手のイエッサンを放射で飛ばした後出てくるオオニューラが剣舞してくるなら炎テラ放射、攻撃してくるならグライオン引きしてTODに持ち込みたいのだが、攻撃されたことがなかったので全部炎テラ放射を押していた。大体通ったけど水テラ剣舞してくる奴がまれにいたのでそいつはバレルで破壊した。
【きつい要素】
・ママングライミラー
ラッシャ入ってると相手よりHP総量多くするのが不可能になってしまうから結構やばい
・鋼テララオス
流星半減されて萎える
ブリのステラバーストを合わせるか裏にオオニューラ用意して切られてもいいようにするとかで対処したい
・テツノツツミ
誰も倒せない
・スケショカイリュー
オーロンゲいないから普通にきつい
バレルかブリジュラスで何とかしたい
【結果】
TNすみれ 最高2200/最終2149 35位
【自語り】
最後8:30に2200乗ってから3連敗で終わってしまって悔しい
運勝ちも運負けもあったけどプレミで負けたのが2試合ぐらいあったからそれを無くせるようにしたい
またがんばるぞ!
何かあればtwitterまで→@adelpoke_snow